2025年 夏のレッスンの様子

 今年の夏のお楽しみ活動は、絵本「きんぎょがにげた」/絵本「さかながはねて」を題材にしました。

「きんぎょがにげた」

きんぎょがレッスン室の床に散りばめられたパネルボードのどこかに隠れています。

隠れたきんぎょは子供達に探してもらいます。

探すと言っても、無作為にパネルボードをめくるということはせず、先生が「♪きんぎょはここにいるよ」と、ウットブロックを使ってヒントを出します。

きんぎょが隠れているパネルボードに近づくと、ウットブロックの音は次第にcrescendo(だんだん大きく)になりそしてaccelerando(だんだん速く)で演奏します。

逆に遠ざかると、decrescendo(だんだん小さく)とritardando(だんだん遅く)で演奏します。

その演奏のニュアンスをヒントに、きんぎょを探してもらいます。

見つけた時の皆さんの顔は、やり遂げたという達成感と見つけた時の嬉しい気持ちで、"笑顔"でした。慣れてきたら、今度は子供達が先生役になって演奏でヒントを出すことにも挑戦して頂きました。

その他に、金魚鉢から逃げたきんぎょ達を、実物のポイを使って「金魚掬い」で捕まえて金魚鉢に戻す活動もしました。

一度に「2匹釣れた」という風に複数を狙う子もいたり、本物の金魚掬いさながら皆さんよく集中して活動を行うことが出来ていました。

リトミッククラスでは、製作も行いました。マスキングテープ素材のシールを瓶の中に散りばめて、「きんぎょがにげた」のワンシーンを再現しました。金魚はシールではないので、瓶を動かす度にきんぎょが移動してまるで逃げているように見えます。

「さかながはねて」

大きなスカーフの海の中に迷い込んだ魚たち。

手遊び歌「さかながはねて」を歌いながら、マグネットがついた釣竿を使って自分の好きな魚を釣り上げます。釣竿の糸がゆらゆらして自分の釣りたい魚をなかなか釣れない子供達。イライラするけど"釣る"という明確な目的のため、集中力が増していきます。やっと釣れたさかなを裏返すと…「ぼうし」「めがね」「マスク」「腕時計」「おひげ」等に魚が変身します。その絵に相応しい体の箇所を考えて、くっつけてもらい発表をしてもらいます。

時には皆んなで「これはどこにくっつけたら良いかな?」と話し合いもしながら、ボディイメージを広げていきます。

さかなは役目を終えたら、キャッチ アンド リリースです。ただのお片付けにはしないで優しい気持ちも育みます。

ボディイメージを高めるには自分の体をよく知り、様々な動きを経験することが大切です。ボディイメージは、身体感覚や運動能力の発達に影響します。

ボディイメージを育むには、様々な運動遊びや自分の体の部位を意識する活動が効果的です。

身体の感覚を磨き、空間認知能力や運動能力を高めることで、より良いボディイメージを育むことが出来ます。

そもそも魚のいる海ってどんな音?リトミッククラスでは、シードラム作りにも挑戦してもらいました。ビーズや貝殻など、見た目でも海を感じられる作品を製作しました。

今年の夏は教室に通って頂いている皆さんに、馴染みのある絵本や手遊び歌を通して、楽しみながらボディイメージを育む活動を取り入れたレッスンを行いました。


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